朝の始末書
夏バテなのか、
天候の不安定さからなのか、
私の日々の心も不機嫌な音を立てて朝を迎える。
私の朝は、旅先以外では、
世の中でいう“10時のおやつ頃”である。
皆様の考える「朝」は、私には無い。
なので「慌ただしい朝」よりも、残りの午前中に一気に全てを終わらせようとする「せこい朝」であったりする。
最近、その「せこい朝」のスタートが宜しくないのだ。
私はカーテンを閉めないので、部屋に朝日が差し込む時間が10時。ただし、雨や曇りの日は、自然光の恩恵目覚ましは勿論のこと得られない。そういった日は朝10時になっても、私の身体は“まだ光が差さないからいいじゃない”と「せこい朝」に大変せこい事を言い出す。
性格上、聞き分けも悪い。
保育園の児童は偉いと素直に思うくらいに。
松は、土日も朝5時には目を覚ますらしい。(私には確認しようが無いので、そのようだと聞いている)
別のタイトルでは、起床即身支度と書いたけれど、つまりそれは「せこい」が故に生み出された行為だ。他人に「それは偉い」と起床即身支度について褒められたのだが、実のところ全く偉く無い。
太陽目覚まし。これが今1番の効果的な目覚ましである。不機嫌な音をも吹き飛ばす、飛び切りの夏の陽射しを。
私はもうあと少しでやってくるそんな時期を待ち焦がれて、待ちぼうけして、待ちくたびれて、不機嫌の貯金箱をパンパンにしている。
ミーンミーン‼︎ 夏よ、こい!