私松書。

日々と日々の隙間をキュッと締める。

ゆるやかな下り坂

今の私は、ゆるやかな下り坂。

「ゆるやかな下り坂」は、危ない。

 

特にトンネル内での「ゆるやかな下り坂」の運転は、スピードの感覚が解らなくなる為、危険である。

 

と、教習所で習った気がする。

 

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世界がこんな風に見えたなら…と、

助手席のミラー越しに撮った写真に加工を施した。

せっかく撮った写真に判りづらいくらい細かく世界観が原型とはズレる加工を施す。

わたしは、今、それ程に「解りづらいゆるやかな下り坂」なのだろう。

 

そんな時「運転」なら、

オーバードライブをかけて、車間距離をとり、

適度に後続車の為にもブレーキランプを光らせる。

 

「人間」なら…?

わたしは、自転車に乗って“ゆるやかでは決してない坂道”をビュンビュン下る。

「加工」不要!無条件に美味しい!と言ってしまう好物の新玉ねぎを買いに。

 

 

あぁ、もぅ!メカニカルになりたい!

だけど、新玉ねぎの味が解らなくなるのは、絶対に嫌!