追追
老いとの上手い付き合い方というのが、
わたしの人生のテーマである。
生きている限り、
日々テーマに沿って進行してゆくのだが、
何も成果のようなものは、見つからない。
見つかって他界するなんて、あるのだろうかと、不謹慎かもしれないことを考えてしまう。
わたしの生活というのは、単純で簡単で、
何より自由であります。
自由というのは、難しい。
フラフラ自由を楽しんでいると、
時々、落とし穴に落ちるんです。
単純で簡単にしか生活しないから、穴から出るのに、ズタボロです。
親、祖父母、曾祖母、カフェの店主、クラフター…と色々な人間の人生を眺めては、勝手な理想や憧れを抱きます。
60になった時のわたしは、誰かに一瞬でも憧れられているのかしら。
出来れば、3人くらいは欲しい。