私松書。

日々と日々の隙間をキュッと締める。

対談気分

食欲も少し戻ってきたところで、

向田邦子さんの対談本を読むことを再開した。

 

某方との対談内で「オードリーヘップバーン」の話があった。

珍しく食べ物の話以外だったので、向田邦子初心者にとっては、意外な感じがしてしまった。

 

話の一部だが、「オードリーヘップバーン」の相手役は、割と年齢が高めではないか?といったような話があったのだった。

わたしも、麗しきサブリナやローマの休日を観たが、同じようなことをずっと感じていた。周囲に同じようなタイプの洋画を観る人がいないので、誰にも密かに言えずに感じていたこと。

 

なんだか、次元を超えて、その対談に加わったような気分になった。

(お料理は苦手なので、普段読む対談では、向田さんや対談された方の話に涎止まらず)

 

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多分、その対談は、もう2回読むと思う。

私が唯一、時代を超えて、

向田邦子さんに共感した対談だったから。